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JTEKT THERMOの仕事 voice01 営業 K.K 海外営業部 営業グループ(入社5年目)

マイナー装置で、メジャー製品を支える!

Q.01

ジェイテクトサーモシステムに
入社した理由は何ですか?

A生まれも育ちも奈良ということもあり、できれば奈良で就職したいと考えていました。文系出身のため、メーカーや技術についての知識は何もなかったのですが、業界研究を進めていく中で、奈良を地盤に事業を展開するジェイテクトサーモシステムと出会いました。熱処理という、これまで馴染みのない技術だったこともあり、最初はそこで自分がどう活躍できるのかをあまりイメージできませんでしたが、半世紀以上の歴史がある実績ある企業という点や、熱処理自体が様々なモノづくりをするうえで必要不可欠な技術であることを知り、ここでなら安定して長く勤めることができると思えたからです。

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Q.02

現在のお仕事の内容について教えてください。

A入社後、西部支社へ配属となり、主に西日本エリアの電子部品メーカーや半導体製造メーカー向け装置の営業を担当しました。入社4年目からは海外営業部へ異動となり、主に欧米の半導体製造メーカーへの営業、ヨーロッパの現地法人の支援などを担当しています。基本的な仕事の流れは、欧米顧客からの新規装置の引合、既設装置のスペアパーツや改造の見積依頼などの問い合わせに対して、見積依頼書を作成し、まずは装置部やメンテナンス部署へ連絡。それぞれからの算出をもとに見積書を作成し、受注獲得のため顧客と打ち合わせを繰り返します。正式に受注となった場合は、その内容を装置部やメンテナンス部署につなぎ、定期的に部品手配、組立状況などの進捗確認を行いながら、納入完了までを管理します。どちらかといえばモノを売るというよりも、顧客の要望に沿った提案をするための社内調整がメインの仕事となります。

Q.03

これまでの思い出深い
仕事について教えてください。

A入社して間もない頃、受注済みの装置が完成し、最終の仕様確認をお客様と実施するタイミングで、本来の受注内容と異なることをしたいという要望が出てきました。すでに装置が完成しその段階での大幅な改造は不可能。お客様の生産計画も決定しており納期も大きくずらすことができない状況でした。そのような無理難題を前に、社内の見積部門、設計部門、製造部門、検査部門、品質管理部門、調達部門、役員が一堂に会し何度も打合せを実施。結果的には、お客様の要望を100%叶えるには至りませんでしたが、なんとかしてお客様の要望に応えようと一丸となって立ち向かうジェイテクトサーモシステムの姿勢に新入社員ながら感銘を受けたことを覚えています。

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Q.04

仕事のやりがいについて教えてください。

A海外の顧客とは時間の感覚やリズムが異なるケースも多く、突然の連絡で至急対応を求められることもしばしば。通常なら4カ月納期の装置を2カ月で納入してほしいということもあります。市場では全世界の製造装置メーカーが競合となりますので、価格競争も激しくなる傾向にあります。そのようなタフな状況の中で、顧客と可能な限り密な連絡を取りながら信頼関係を勝ち取り、見積部門や設計、場合によっては役員までをも巻き込んで何度も議論を重ね、ワンチームの力で受注を獲得できたときは、大きなやりがいを感じます。

Q.05

あなたが感じる
ジェイテクトサーモシステムの
強みについて教えてください。

A長引くコロナ禍の影響で海外渡航も制限されているため、顧客先での打合せの機会を設けることも、実際に装置を見ていただくこともできません。当社では今では当たり前になりつつあるWeb会議システムをコロナ禍初期からいち早く積極的に導入しました。また遠隔で装置の製作状況を説明するためのシステムや、Web会議専用ルームを作るなど、時代に応じて迅速に新しい解決策や改善策を生み出す風土があります。海外の言語や考え方が異なる顧客との商談対応をする上で不可欠な、コミュニケーション確保に向けた積極的な設備投資や変革は営業としてとても心強いです。

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Q.06

今後の目標について聞かせてください。

Aマイナー装置で、メジャー製品を支える!

熱処理という技術自体は一般的にはマイナーですが、世の中にあふれる様々なメジャー製品をつくる上で必須の技術です。その技術を活かし、持続的に広く社会に貢献することが目標です。そのためにまずは私自身が熱処理技術への理解を深め、ジェイテクトサーモシステムの技術の優れた点や素晴らしさを、広く世界の顧客に向けて伝えられるように成長しなければいけないと感じています。ジェイテクトサーモシステムの装置でメジャー製品を支えるために「自分が熱処理技術のスペシャリストになる!」という強い思いをもって業務に励んでいきたいです。

Q.07

一日の仕事の流れを教えてください。

一日の仕事の流れ

ONE DAY

Q.08

最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。

A私にとって就活は様々な業界の知識を吸収しながら、成長できる場でした。地元就職への思いが強く公務員試験をメインで受けていましたが、様々な業界を調べているうち、今まで知らなかった業界や、名前は知っている企業でも意外な事業があることを知りました。本当に自分が興味のあることはなにか。やりたいことは何かを見つめなおす機会になったと感じています。就活の軸を複数持って、固定観念に縛られることなく、悔いのない就職活動をしてください!

WORK FIELD