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JTEKT THERMOの仕事 voice02 設計 H.S 半導体・開発装置部 設計グループ(入社4年目)

ハイブリッドな、電気設計者になる!

Q.01

ジェイテクトサーモシステムに
入社した理由は何ですか?

A「海外で仕事がしたい」「様々な人と話す機会のある仕事がしたい」「電気にかかわる仕事がしたい」などぼんやりとしたイメージはあったものの、就活を始めた頃は、明確に「これがやりたい!」と思えることはまだありませんでした。その中で、この会社への入社を決めたのは、アットホームな社風に惹かれたのが大きな理由です。工場見学に参加した際も、仕事の合間に社員の方同士がみんな笑顔で話をしている様子を見て、きっと風通しも良く、コミュニケーションがしっかりととれる職場なんだと感じました。実際に入社後も、上司、先輩とは仕事はもちろん、プライベートで関わることもあり、公私ともに充実した生活を送れています。

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Q.02

現在のお仕事の内容について教えてください。

A入社3年目までは品質保証グループで、装置の検査や性能確認をメインに行っていました。最初は知識が追いつかず、自社の装置を覚えるのに必死でしたね。4年目からは設計に移動し、現在はハードとソフトの電気設計を担当しています。主には、S番と呼ばれる比較的小さな加熱炉を担当し、いわゆるカタログなどで販売する量産品と、お客様の処理物と用途に合わせた特殊炉の大きく分けて2つの装置に携わり、電気回路図の作成、電気容量の計算などの電気ハード設計から、部品手配、製造指示書、検査指示書、検査成績書の作成、さらには操作画面・制御ソフトといった電気ソフト設計までの一連の作業を担当しています。特に実験機として使用されるケースの多い特殊炉の場合は使い方も極めて特殊。すべて受注生産で、同じ装置は2つとないため、1案件ごとにお客様と何度も話し合いをしながら設計をしています。

Q.03

これまでの思い出深い
仕事について教えてください。

Aまだ私が品質保証グループに所属していた頃、とある装置で酸素濃度が基準値まで低下しない問題が発生しました。お客様に提示している基準値は理論値にて設定した数値でしたが、実際の断熱材の構造が複雑なため、空気だまりができ、酸素濃度が低下しないことが要因でした。問題解決に向けて、私は様々なデータを測定し、設計担当者は測定したデータを見ながらあらゆる考察をし、互いの知恵と経験をすべて注いで真因追及に努めたことを覚えています。トラブルの最中、チームで協力して問題解決を目指す過程を通して、他部門のグループとの関わりが生まれ、その後の仕事の進め方にも関係する貴重な経験になりました。

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Q.04

仕事のやりがいについて教えてください。

Aジェイテクトサーモシステムで設計をする上での魅力はやはり、ゼロから装置を作れることにあると思います。ゼロからイチを生み出す作業は決して楽しいことばかりではありませんが、装置のレイアウトや、各機器の配置方法などを、利便性をふまえ自分のアイデアや工夫を装置に反映できる面白さはひとしおです。完成形を想像しながら試行錯誤し、設計では様々な規定を遵守する必要もあります。念入りに確認を繰り返す工程は根気の求められる作業ですが、その成果として、装置の構造や仕組みが想定した通りに稼働し、無事お客様へお渡しできた時の達成感はとても大きなものがあります。

Q.05

あなたが感じる
ジェイテクトサーモシステムの
強みについて教えてください。

A熱処理を通して、様々な産業や幅広い分野に貢献していることです。主要となる半導体、電子、工業加熱の分野に限らず、最先端の他分野との連携も視野に入れた新規市場開拓を進めています。今はまだ具体的な内容は話すことはできませんが、逆にいうとそれだけ当社の取り組みが、お客様の将来や成長を支える基幹に関わっているということだと思います。

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Q.06

今後の目標について聞かせてください。

Aハイブリッドな、電気設計者になる!

私は装置の検査業務を経験した後、電気設計の仕事に従事することになりました。電気設計では、ハード設計とソフト設計の両方を担当させていただいていますが、電気設計で、ハードとソフトの両方を担当している設計者はそれほど多くはありません。これら両方をカバーできるハイブリッドな設計スキルと、検査業務において実際に装置に触れて気づいた視点を反映させて、安全な装置設計を備えた、お客さまにとって本当に使いやすい装置を、この手で作り上げてみたいです。

Q.07

一日の仕事の流れを教えてください。

一日の仕事の流れ

ONE DAY

Q.08

最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。

A正直なところ、就活を通して得られる会社の情報はそれほど多くはないと思います。その中で、何か一つでもきっかけとなる出会いを見つけたなら、その出会いを大切にしてください。入社してから、仕事の内容ややり方は自分の努力次第で変えることはできますが、職場の雰囲気は大きくは変わりません。どんな仕事も一人でできることはありません。就活は、様々な人とのつながりを作る良い機会です。一つひとつの出会いを大切にしてください!

WORK FIELD